上級概念
ボイド・オブ・コース・ムーン
月のアスペクト間の空白時間。新規開始には不向き。
月がある星座で最後の主要アスペクトを取ってから次星座へ入るまでの間を「ボイド」と呼びます。この時間に始めたことは想定通りに展開しにくいとされます。重要な新規着手より、ルーティン、休息、スピリチュアル実践に向いています。
例
ボイド中の開業、契約締結、高額購入は避け、瞑想、ジャーナリング、日常タスク完了に充てるのが一般的です。
文化的背景
ボイド概念はヘレニズム占星術に由来し、現代では占星術師アル・H・モリソンが1970年代にボイド表を公表して再普及させました。ボイド開始の出来事が大失敗よりも「立ち消え」や「やり直し」になりやすい観察が、実践人気を高めました。
有名な例
政治占星術では、ボイド中の米大統領就任式が混乱や短命政権と重なった例が指摘されることがあります。因果を証明するものではありませんが、マンデン占星術ではボイド意識が広く共有されています。
豆知識
月は2〜3日ごとにボイドに入り、継続時間は数分から24時間超まで幅があります。特にサイン終盤で前方に形成可能アスペクトがないと長くなります。実務家の多くはボイドカレンダーを常備し、重要会議や公開日程を避けて組みます。