上級概念
セカンダリープログレッション
人生1年をチャート1日に対応させるタイミング技法。
セカンダリープログレッションは、1年につき1日分チャートを進める方法(day-for-a-year)です。内面発達、優先順位の移行、自己同一性の緩やかな進化を示します。プログレス太陽、月、個人天体、アングルが特に感度の高い指標です。
例
プログレス月が星座を変えると、約2〜3年続く新しい感情章が始まることがあります。
文化的背景
day-for-a-year技法は聖書象徴(エゼキエル書4:6)に起源を持つとされ、中世ヨーロッパ占星術で体系化されました。西洋占星術で最も広く使われるプログレス法です。ヴェーダ占星術では、出生時のナクシャトラにもとづくダシャーという別系統の時期法を用います。
有名な例
カール・ユングは自らのセカンダリープログレッションを生涯追跡し、プログレス太陽のサイン移動が哲学的転換と一致することを記録しました。しし座からおとめ座への移行は、劇的理論から分析的・実証的作業への移行と重ねて語られます。
豆知識
セカンダリープログレッションでプログレス太陽は年約1°進み、およそ30年で星座が切り替わります。プログレス太陽のサイン変更は、アイデンティティや人生方向の根本転換として体感されやすい重要イベントです。