トランジット
月食
完了・手放しに結びつきやすい満月食。
月食は満月時に地球の影が月へ落ちることで起こります。占星術では結果の顕在化、一区切り、手放しや理解すべき点の浮上を示します。満月の作用を増幅したものとして働きます。
例
2ハウスの月食は、収入、価値観、自己価値感の変化を浮き彫りにすることがあります。
文化的背景
月食で月が赤く見えるのは、大気が太陽光を屈折させるためで、ブラッドムーンとも呼ばれます。古代メソポタミアでは凶兆回避のために代理王を立てる慣習がありました。ヒンドゥー伝承では月食中に調理した食べ物を不浄とする考えもあります。
有名な例
2018年1月31日の皆既月食は、ブルームーン、スーパームーン、ブラッドムーンが重なるスーパーブルーブラッドムーンでした。しし座11°で起こり、創造的表現、自我の手放し、公的領域での劇的顕在化と結びつけて読まれました。
豆知識
日食は狭い経路でしか見えませんが、月食は地球の夜側なら広範囲から観測可能です。1回の月食を地球の約半分が見られるため、多くの古代文明で文化的重要性が特に高まりました。