トランジット
逆行
惑星が後退して見える現象。見直しの時間。
逆行運動は、地球から見た見かけ上の後退現象です。占星術では、逆行期はその惑星テーマの再確認・再訪・再考を促す時期とされます。単に物事が悪化する時期ではなく、前進前に速度を落として振り返るタイミングです。
例
金星逆行中は、元恋人と再接触したり、価値観を見直したり、関係で本当に望むものを再検討したりしやすくなります。
文化的背景
逆行は紀元前1000年頃には古代バビロニア天文学者が記録していました。彼らはこれを「引き返し」と呼び、予兆として重視しました。逆行を過度に恐れる風潮は比較的近代的で、伝統占星術では内向化の時期とされ、災厄そのものとは見なされませんでした。
有名な例
全体の約20%は出生時に水星逆行です。アインシュタイン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、スティーブ・ジョブズもその例に挙げられます。こうした人は、情報処理や思考様式が独特になりやすいと解釈されます。
豆知識
外惑星(木星〜冥王星)は毎年4〜5か月逆行するため、私たちはほぼ常に「何らかの逆行期」にいます。むしろ珍しいのは、どの惑星も逆行していない時期で、年に数回しか起こりません。